
今年の春に「日本の47都道府県、全て制覇じゃい」というささやかな目標を達成しまして、どの出身地の人と会っても、本当に薄い情報でもちらっと話が出来るようになったんじゃないかなと思っています。
その土地の伝統的な食べ物って、やはり長く存在しているものは美味しいし、伝統的でも残らなかったものは、そうして淘汰されていくことになるんでしょう。
というわけで、全然淘汰されることの無い「食の結晶」、ケンタのフライドチキン。
どこに行っても安定的な美味さ。
ドイツに居た頃、短い休暇が取れたので一人でチェコに行ったんだけど、チェコ語とかわかんないし、金も無いし、よくわからないので、たぶんプラハのケンタでチキン食べてた。そして恐らくスペインのマドリードでも。
そんな世界規模の店には物乞いの人とか、花売りの人がちょいちょい来て、物乞いの人には「俺も金無いわ」と言って断ったけど、赤い花を売りにきた女の子には2ユーロ手渡して、一輪買った。